第2回 Para国際音楽コンクール 審査員

小柳 真由美 | Mayumi Koyanagi

小柳 真由美 | Mayumi Koyanagi

息子・小柳拓人の発達の遅れや奇異な行動に困惑する中、自閉症ゆえの特異なことに可能性を見いだし、息子を演奏活動や就労へと導く。
その歩みを息子の演奏と共にお話する「特異を得意にかえて」講演&コンサートは国内外で好評。
2013年より、同じ仲間がいるはずとの思いから「オーティズム(自閉症)ミュージシャンコンサート」を主催し、同研究会代表。

息子が参加した海外6カ国13都市でのコンサートやコンクールへの同行がきっかけで、2016年、アジア自閉症ピアニスト連盟設立及び共同代表。

2018年、講演テーマを社名に盛り込み()グッドアットを設立し、講演活動や障害を持つアーティストのマネージメントを行う。

広島大学教育学部教科教育学科(音楽教育学)卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科(音楽教育)修了。25年を超える小・中学校での音楽教師に加え、2015年より関東学院大学非常勤講師。

息子が参加した海外6カ国13都市でのコンサートやコンクールへの同行がきっかけで、2016年、アジア自閉症ピアニスト連盟設立及び共同代表。

2018年、講演テーマを社名に盛り込み()グッドアットを設立し、講演活動や障害を持つアーティストのマネージメントを行う。

広島大学教育学部教科教育学科(音楽教育学)卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科(音楽教育)修了。25年を超える小・中学校での音楽教師に加え、2015年より関東学院大学非常勤講師。

| 第1回を通して見えた、Para国際音楽コンクールの魅力を教えてください。

演奏を通して表現する障害者の多様な可能性が感じられることです。

例えば、身体機能に制限がある方は、編曲や習得過程での工夫によってその方ならでは独特の音色や演奏スタイルを生み出していました。言葉で伝えることが難しい方は、言葉では表現できない自己の内面を演奏という形で表しているようでした。

そして、どの演奏からも、障害という困難の中で音楽に出会えた喜びや演奏できることへの自信や希望を感じました。

| コンクールの意義をどのように捉えていらっしゃいますか?

出演者にとっては、スキルアップの機会であり、多くの人に自分の音楽を聴いてもらえる貴重な場です。まだまだパラアーティストにとっての演奏機会は多くありません。
また、こうしたコンクールを通じて、障害者が持つ音楽的才能や表現力が広く社会に認知されることが期待できます。

| どのような音楽に魅力を感じますか?

自分のアピールポイントをパフォーマンスとして聴き手に届け、聴き手がまた聴きたいと思えるような演奏に魅力を感じます。

| 審査のポイントを教えてください。

音楽性、技術力、表現力、創造性などです。さらに聴き手の心をゆさぶる演奏であるかどうかもポイントです。障害のレベルや種類に違いがあり一概に演奏技術を比べることは難しいですが、練習過程で楽曲と向き合った結果、自分の気持ちを音にのせて表現している演奏かどうかはポイントだと思います。

| Para国際音楽コンクールへの参加を考えている方へエールをお願いいたします!

ステージに立つことでしか得られない経験が多々あります。この機会に果敢に挑戦して、まずは自分のパフォーマンス向上に役立てていただきたいです。

またコンクールに参加すると、パラ仲間ができます。障害や年齢、楽器は違えど、彼らがどのように練習したり活動の場をみつけているのか、ぜひ情報交換をしてください。今後、自分がどのように取り組んで行けば良いのか、何よりの参考や目標になると思います。

審査員一覧(敬称略)

コンクールについてのご質問は下記アドレスまでお問い合わせください。

info@para-artist.org

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